青垣・幸世が連携検討 水源運用案受け懇談 丹波市水道問題

2015.10.04
ニュース丹波篠山市

 原水に基準値を越えるマンガンを含んだ東芦田新水源を使用する配水計画をめぐり、丹波市が新たに水源の運用案を示したことを受け、関係する青垣町自治振興連合会(足立篤夫会長)と幸世自治振興会(上村行男会長)の両正副会長がこのほど懇談し、歩調を合わせて市との交渉に臨む必要性などを話し合った。幸世地区は、「今後は青垣と連携しながら、どう動くかを考えたい」とし、青垣側は、「正副会長の段階ではそれが必要と思っている。連合会としての意思統一をしていきたい」としている。

 運用案は、▽現行の市原水源と西芦田水源の取水量を増やし、除マンガン処理した上で青垣地域と幸世地域に配水▽氷上町桟敷水源の水は、計画どおり春日地域に送水▽東芦田新水源の水は、水需要が高まったり、何らかの理由(災害など)で市原、西芦田両水源の取水量が下がった場合に使用する―とするもの。

 

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