医師増で外来制限解除 県立柏原病院 小児科「2診」に

2015.11.08
ニュース丹波市

 兵庫 県立柏原病院(TEL0795・72・0524)の小児科が11月1日から、外来を2診体制に戻し、初診外来予約制をやめた。初診でも予約や紹介状なしで外来受診ができる。10月に県立こども病院から後期研修医が1人着任、常勤医師が4人になったことで、外来制限を解除した。ただ、2次救急の受け入れは7月の縮小を継続する。

 後期研修1年目(医師免許取得後3年目)の永尾宏之医師(26)が着任。火、水、金の週3日、外来を担当する。

 小児救急輪番による2次救急の受け入れは、兵庫医大ささやま医療センターが、水、木曜と、第2日曜を担当。それ以外を県立柏原が担当する。日曜の夜は輪番が組めず、救急搬送先は丹波地域外の病院になる。

 6月末で医師が1人退職したのを機に外来を1診にするなど、診療を縮小していた。

 坂原康利管理局長は「2診に戻ったので、必要な人は受診を」と話している。  

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