韓国TV局が取材 地域再生の好事例で 里山工房くもべ

2015.12.02
ニュース丹波篠山市

里山工房くもべ内で韓国の放送局の取材を受ける梶谷会長(右から2人目)=兵庫県篠山市西本荘で

韓国の大邱放送が11月30日、里山工房くもべ(西本荘、旧雲部小学校)を取材した。カメラマンや報道記者らが訪れ、閉校の校舎を生かした地域活性化の好事例として取り上げた。12月29日、同放送局で放映される。

10月31日、少子高齢化対策をテーマに韓国で行われた「日韓地方自治フォーラム」で金澤和夫・副知事が兵庫県の少子高齢化対策について発表。その内容に興味を示した同放送局が、兵庫県での取り組みを取材し、地方分権を通じた人口減少抑制政策の重要性を投げかける番組を制作している。

取材陣は、県の少子高齢化対策のうち、多自然地域の主体的な取り組みを支援する「地域再生大作戦」と、県出会いサポート事業を現場取材している。同作戦のひとつ、ふるさと自立計画推進モデル事業に積極的に取り組んでいる、くもべまちづくり協議会に注目。同工房を中心にして住民同士や都市住民との触れ合いの場、農産物の加工場・販売の場などとしている役割を取材した。

同放送局のソ・ウンジン記者が同協議会の梶谷郁雄会長に雲部地区や同工房、閉校後のまちづくりなどについて聞いていた。

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