でっかいおみくじ奉納 「良運開けるように」 青垣の高座神社

2015.12.26
ニュース丹波市

高さ1メートル37センチの大きなおみくじを手にする梅只敏幸宮司(右から2人目)ら=兵庫県丹波市青垣町東芦田の高座神社で

兵庫県丹波市青垣町東芦田の高座神社(梅只敏幸宮司)に木製のおみくじが奉納され、初詣から使われる。12月24日に奉納奉告祭が行われた。八角柱で高さ1メートル37センチ、直径25センチもある大きなもので、振ると91のくじ棒が出る。福知山市夜久野町で木の家具工房「えにし」を営む堀大三さん(43)が手作りし、奉納した。梅只宮司は、「近隣の神社でこれだけ大きいおみくじは珍しく、ありがたい。神様の導きにより、良い運が開けるように」と話す。

同神社禰宜の梅只昌弘さん(38)が知り合いの堀さんに製作を依頼し、1カ月がかりで完成させた。両端に真ちゅうをはめ込み、取っ手も付けた。

材料はヒノキ材で、重さが11キロあるため、「数人で力を合わせて、振ってもらえれば」と梅只宮司。堀さんも「よく振らないと、簡単にはくじ棒が出ないのが面白いと思う。お参りの人に楽しんでほしい」という。高さ1メートル37センチは、「いざなう(神様の誘い)」をもじった。

奉告祭には、梅只宮司、堀さん、小寺昌樹同神社筆頭総代らが出席し、神事のあと、おみくじを振った。

元日の午前零時―2時、午前8時―午後4時には新春お楽しみゲーム、無料で甘酒・蒸し芋の接待(数量限定)があり、おみくじが初詣の話題になりそう。

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