丹波、篠山両市協議が平行線 山南地域のごみ処理

2016.01.31
ニュース丹波市

 兵庫県丹波市山南地域のごみ処理をめぐり、従来通りに篠山市清掃センターでの処理を主張する篠山市と、新しく市クリーンセンター(春日町野上野)が稼働している中、篠山市清掃センターへの運営負担増を懸念している丹波市との協議が平行線をたどっている問題で、丹波市が同清掃センター運営協議会の解散を提案していることが分かった。1月29日、篠山市は市会全員協議会、丹波市は所管の市会民生常任委員会で、両市間協議の経過を報告した。丹波市側は負担率の見直しなども求めているが、篠山市側は旧山南町から丹波市に引き継がれた「確認書」に基づき「従来通り」との姿勢を崩していない。2月4日に同協議会が予定されており、話し合いの中身が注目される。

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