3月19―27日、兵庫県篠山市内8会場で行われる「丹波篠山ひなまつり」の会場の一つ、同市大芋地区の市野々自治会(村山紳一会長)は、まつりを盛り上げるため、昨年から展示を始めたかかしの出展数を今年は昨年の倍の40体にし、まつりの期間中、集落じゅうに配置する。
子どものかかし約20体を追加した。針金で骨組みを作り、新聞紙で肉付けし、服やエプロンなどの衣装を着せた。顔は布で作り、表情豊かに仕上げている。
ひな飾りの展示は、2月に景観重要建造物に指定された澤山家長屋門、用水路を使ったミニ水力発電の水車、原田家、市野々自治会館の4カ所で行う。
このほか、19―21日の間、オープニングイベントを行い、来場客をもてなす。19日午前11時半から住民や住民の仲間が三線、ちんどん太鼓、アコーディオンを演奏。19―21日、住民手作りの市のほか、ぜんざい、かやくごはん、カフェ、惣菜などを販売する。