本殿保存修理完成祝う 文化財受け継ぐ 山南・高座神社

2016.03.26
ニュース丹波市

300年ぶりに大修理が完成した高座神社本殿の保存修理事業の記念碑を除幕する田中史夫宮司(右)と田中千晶権禰宜=兵庫県丹波市山南町谷川で

県指定有形文化財の高座神社 (兵庫県丹波市山南町谷川) の本殿保存修理事業奉告祭が3月24日、行われた。同神社氏子、自治会長、丹波市教委、工事関係者ら90人が出席し、4年がかりの工事の完成を祝った。

同神社本殿は、江戸時代の宝永2年(1705)に再建されて以来、約300年ぶりの大修理。虫害などで傷みが激しく、主要な軸柱を残して建物をいったん取り除き、破損部材の取り替えのほか、檜皮葺き屋根の葺き替え、彫刻の彩色の塗り直しなど、半解体修理という大がかりな工事を行った。

 

 

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