18人の新議員誕生 お維新人が当選 篠山市議選

2016.04.28
ニュース丹波篠山市

 任期満了に伴う篠山市議会議員選挙が4月24日、投開票された。最下位当選者と次点の差がわずか9票という少数激戦を勝ち抜き、18人の新議員が誕生した。当選者は現職13人、新人5人。党派別では、公明2、共産1、おおさか維新の会1、無所属14。女性議員は2人から4人に増えた。投票率は前回よりも2・77ポイント下がり、過去最も低い61・94%だった。

 前回(2012年)と同様、公明党の候補者が2議席を守った。共産党は2000年の市議選以来、公認候補を2人擁立したが、2議席を奪うことはできなかった。昨年11月の結党以来、兵庫県内の市町議会議員選挙で公認候補を初めて擁立した、おおさか維新の会の吉田知代さんは1000票以上を集め善戦した。

 定数に対する候補者数が少なく、立候補者がいない“空白区”が過去最多の5地区あったことなどから投票率が下がるとみられていた。53カ所の投票所のうち、42カ所で投票率が下がった。

 

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