バーベキュー(BBQ)をより楽しんでもらおうと、丹波悠遊の森(橋本功施設長)が「丹波バーベキュー協会」を発足させた。BBQ文化の普及などに取り組み、全国に40ほどの“支部”がある「日本バーベキュー協会」の公認を受けた。9月22日午前11時から、初めての「BBQ初級インストラクター検定」を同施設で開く。同施設職員で、中級インストラクター資格を持つ花田匡平さんは、「BBQを学ぶことで、家での楽しみに生かしてほしい」と話している。
初級インストラクター検定は、日本BBQ協会の下城民夫会長が講師を務める。BBQの文化や歴史などを学ぶ「座学」に加え、試食も楽しめる「実技」がある。火のおこし方に始まり、肉や野菜のおいしい焼き方、BBQを通じたコミュニケーション術などを指導する。最後に筆記試験を行い、合格者には資格を認定する。
同施設では、BBQの利用者が年々増えていることもあり、BBQ環境の充実を検討。専用道具をそろえるだけでなく、“いつもと違った”BBQを家でも楽しんでもらいたいという思いから、橋本施設長と花田さんが初級資格を取得し、団体を発足した。花田さんは「普段のBBQだけでは飽きてくる。違った形で楽しめる“術”を学ぶ場にしたかった」と話す。使用した炭を川に捨てないといった、環境配慮も学んでほしいという。
参加費10800円。先着40人。筆記用具や飲み物、皿と箸が必要。申し込みは、同施設ホームページから。花田さん(TEL0795・72・3285)。