兵庫県篠山市高屋の社会福祉法人・和寿園(井貝濶昭理事長、TEL079・593・0069)が既存の特別養護老人ホームの隣接地に新築していたサービス付き高齢者向け住宅「ふれしあ和寿園」が完成し、10月3日に竣工式が行われた。7日から入居が始まる予定。
テープカットに続く式典で井貝理事長は、「入居者には、職員とのふれあい、地域とのふれあいの中で幸せに暮らしていただきたい。多様化するニーズに応えるため、法人の力を結集し、地域のためにがんばっていきたい」とあいさつした。
同施設は、介護を前提としたものではなく、60歳以上の高齢者なら誰でも入居が可能で、必要に応じて介護サービスが利用できるのが特長。鉄筋造平屋建てで、延べ床面積は約1500平方メートル。全個室(1室=約10畳)の30室を整備した。供用の食堂や浴室、洗濯室などもある。
身の回りのことは自分でできるが、1人で暮らすには不安がある人などを想定している。日中は職員が常駐している。
費用(月額)は、▽家賃=5万円▽共益費=1万円▽基本サービス費=1万6200円▽食費(3食30日の場合)=4万4000円―など。低所得者への減免もある。
受付は随時、行っている。詳細は同法人へ。