「VR」の望遠鏡設置 デカンショ館

2016.12.12
ニュース丹波篠山市

デカンショ館に設置された望遠鏡型VR=兵庫県篠山市北新町で

丹波篠山デカンショ館(兵庫県篠山市北新町)に、最新のVR(仮想現実)技術を使用した「デカンショ館VR望遠鏡」がお目見えした。望遠鏡をのぞき込むと、デカンショ祭りをはじめ、市内のさまざまな祭りや自然が目の前にあるように体感できるもの。近年、ヘッドギア型のVRはゲームなどを中心に普及し始めているが、望遠鏡型のVRは日本初とされ、最新技術を使って、篠山の魅力を伝える。

VRは機器を通して映像を見せ、目の前に3次元空間が広がっているような感覚を演出する技術。設置された望遠鏡では、音楽とともにデカンショ祭や波々伯部神社の祭礼、河原町妻入商家群、大国寺や洞光寺の紅葉、今田町の山並みや丸山集落の景色などの約4分40秒の映像が流れ、望遠鏡を動かせる180度の空間が広がる。

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