篠山市宮田出身で、吉本新喜劇の団員として活躍する森田まりこさん(35)=大阪市=が12月13日、市内外で篠山の魅力を発信する「丹波篠山ふるさと大使」に就任した。
森田さんは西紀小、西紀中、篠山鳳鳴高校の出身。創作ダンスに励み、恩師に憧れて名門の天理大学に進学した。
卒業後は、丹波地域で仕事をしていたが、父の直樹さんの影響で幼いころから憧れていた吉本新喜劇に入団した。現在は新喜劇を中心にテレビなどでも活躍している。
酒井隆明市長から委嘱状を交付された森田さんは、喜びをミュージカル風に表現したり、得意のモノマネ「宝塚音楽学校の受験生」や「リアルゴリラ」などを披露するなど、さすがの度胸を見せつけた。
森田さんは、「とてもうれしい。どこに行っても篠山出身であることを自慢している」と笑顔。「久しぶりにふるさとへ帰ると、寒くて濃霧があって、野焼きの香りがして。自然に囲まれているのが大好き。たくさんの人が篠山に来てもらえるようにPRしたい」と意気込みを語った。
さっそく大使の名刺を受け取ったほか、市が作成する不法投棄防止のポスターの撮影にも臨んだ。