兵庫県の柏原町の生まれで、元禄4俳女のひとり、田ステ女にちなんだ「俳句ラリー」の20周年を記念し、俳句ラリー実行委員会がたんば黎明館前の道路向かいのスペースに「句碑の庭」を作った。3月20日に除幕式が開かれ、関係者ら40人ほどが見守る中、同ラリーの選者の句が彫り込まれた碑が披露された。
「句碑の庭」は約30平方メートル。故・丸山哲郎さん、宇多喜代子さん、木割大雄さん、坪内稔典さん、故・山田弘子さんの直筆の句碑が5基、並んでいる。句碑は高さ60―120センチ、幅50―180センチほどの丹波市産の自然石。5基以外にも、かわいらしいステ女像と、「雪の朝二のじ二のじの下駄のあと」の句を刻んだ碑も据えられた。