株式会社アクト篠山が運営する「大正ロマン館」(兵庫県篠山市北新町)で、篠山市が姉妹都市提携を結んでいる愛媛県南宇和郡愛南町の物産展が開かれている。6月25日まで。
「和製グレープフルーツ」とも呼ばれる希少な特産の柑橘類「愛南ゴールド」や、愛南ゴールドを使ったジュース、ジュレ、ジャム、ゼリーなどをメーンに、麦みそや乾燥ヒジキ、さしみしょう油、マスコットキャラクターの「なーしくん」をあしらったもなかなど24種類を販売。また、愛南ゴールドのジュースとコンフィチュールにバニラソフトクリームを乗せた数量限定の「愛南ゴールドフロート」も売り出している。
2012年の災害相互応援協定や昨年の姉妹都市締結を機に、同社のスタッフらも愛南町に赴いて篠山の物産を販売してきたことから、「篠山でも愛南の特産を紹介しよう」と物産展を企画。同町を紹介するパネルなども展示する。
同社は、「姉妹都市提携を知らない市民の方もいるので、ぜひ足を運んでいただき、愛南町のことを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
午前9時―午後5時。同施設(TEL079・552・6668)。