丹波篠山デカンショ祭 2日間で7万人

2017.08.21
ニュース丹波篠山市

やぐらを中心に広がる踊りの輪。息の合った踊りを披露する上級者もいれば、見よう見まねで踊る初心者も。にぎやかに踊りあかし、ともに祭りを盛り上げた

「第65回丹波篠山デカンショ祭」(同実行委員会主催)が8月15、16の両日、篠山城跡三の丸広場周辺で行われ、2日間で約7万人が訪れた。広場中央に組まれた大やぐらから響く、篠山デカンショ節保存会による「よぉーい、よぉーい、デッカンショ」の歌声に合わせ、踊り子連が幾重にも円を描き、夏のひとときを楽しんでいた。

初日はあいにくの雨模様となり、踊り講習会が中止となったが、やぐらの上では雨を吹き飛ばそうと市内小、中、高校の吹奏楽部がそれぞれ演奏を披露し、活気づけた。その甲斐あってか競演会が始まるころには雨も止み、団体をPRするプラカードなどを手にしたメンバーを先頭に、元気よく踊りを披露した。2日目のジュニア競演会では、かわいらしい姿が会場を和ませていた。両日とも花火が打ち上げられ、やぐらの周囲で踊る人たちの笑顔を明るく照らした。

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