市島地域の教育考える会 「今後の学校」慎重に議論

2017.08.25
ニュース丹波市

兵庫県丹波市市島地域5小学校のよりよい教育環境を検討する会「市島地域のこれからの教育を考える会」(坂谷高義会長)が、慎重に議論を重ねている。

設立からまもなく丸5年を迎え、これまで16回の会合を実施。今年1月には、「統合を前提に議論を行う」と今後の方向性を決めたものの、地域から反対意見もあり、いったん棚上げに。今年度は、少人数の良さを生かした運営を行っている学校の視察を計画するなど、さまざまな視点から協議を進める予定にしている。

今春、代表に就任した坂谷会長は「地域から小学校がなくなることは、コミュニティの崩壊につながる可能性もある。地域住民も議論に参加してもらい、話し合っていきたい」と話している。

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