兵庫県丹波市春日町黒井地区住民らが進めていた、空のペットボトル2000個ほどを活用したイルミネーションが完成し、8月25日、JR黒井駅前で点灯式が行われた。地域住民ら60人ほどが集い、美しく輝く光を眺めた。
黒井城をモチーフにした作品のほか、高さが4メートルあるツリーや、くぐることができるトンネルを作った。いずれも骨組みにペットボトルとソーラーLED電球を張り付けた。
昨年度の黒井小学校6年生が国語の単元「町の幸福論」で、イルミネーションを設置した地域活性化策を考え、授業で発表。児童の夢をかなえようと、同地区自治協議会(藤本修作会長)の主催でイルミネーションづくりに取り組んだ。
11月11日まで同駅に設置し、以降は市春日庁舎に移設して年末まで点灯させる。