昨秋にコウノトリが飛来した兵庫県丹波市の市島町梶原自治会(山本誠会長)が、同自治会でコウノトリが暮らせる環境づくりを始める。昨年の飛来によって機運が盛り上がったもので、コウノトリが営巣をするための人口巣塔や、えさ場などの設置を思い描いている。手始めに3月17日午後1時から、同自治会公民館に「県立コウノトリの郷公園」(豊岡市)から講師を招き、コウノトリの基本知識のほか、住みよい環境などについて学ぶ研修会を開く。関心があれば他地域からの参加もでき、200人ほどは入場できる。
同自治会内の組織「ふるさと協議会」(荒木敬一会長)が主体となって環境づくりを進める。今後、具体的な取り組み内容を検討する。