「篠山よさこいまつり2018」(同実行委員会主催=上羽裕樹実行委員長)が4月15日、篠山城跡三の丸広場をメーン会場に、大書院二の丸広場、たんば田園交響ホール西駐車場の計3カ所で開かれた。篠山、丹波両市をはじめ、兵庫県内外から過去最多となる48チーム、約900人の踊り子が集結。それぞれのチームが各会場を回りながら、あでやかでエネルギッシュな演舞を披露した。
丹波地域からは9チームが出場。いずれの会場でも大音量の音楽と歌に乗せて、踊り子たちがあふれる笑顔と息の合った踊りで、詰めかけた大勢の観客を魅了した。
和太鼓奏者の泉水雄太さん(同市小田中)による力強い和太鼓の音色でまつりの幕が上がった。エンディングでは、参加チーム全員で篠山よさこいの総踊り。10年ぶりの新曲「RASSYAI」の初お披露目があったほか、「踊れ!篠山どっこいしょ」をにぎやかに上演し、踊り子たちの興奮冷めやらぬまま、まつりに幕を下ろした。
このほか、「日本遺産のまち」をPRするべく、「篠山デカンショ節保存会」による会場も巻き込んだデカンショ踊り講習会の一幕もあった。