臨済宗妙心寺派京都両丹教区の若手住職、副住職の有志が6月24日午後、智恩寺(宮津市天橋立そば)で「お寺で婚活・吉縁会」を開く。5月13日午後2―5時、正覚寺(兵庫県丹波市山南町谷川)で会員登録会を開く。
独身者が多い中、費用をかけずに安心して出会いの場を創出しようと、静岡県西部の臨済宗の若手僧侶たちが2010年に「吉縁会」をスタート。これまで5地区で開催した。
吉縁会当日は、座禅体験、庭園拝観、法話、数珠作り体験、和菓子作り体験、水引作りのいくつかを行いながら、異性の一人ひとりと話す機会を設け、最後にカップリングを行う。
25―45歳の独身男女が対象。参加費3000円。入会費、年会費、成婚料などは無料。登録会には本人が参加し、顔写真(4×3)と運転免許証などの身分証明書を持参すること。登録会に都合で参加できない人は、5月8、9日の午後7―9時にも正覚寺で事前登録会を行う。
両丹教区で今後、年に2回ほど開催。登録しておけば他地区の吉縁会にも参加できる。
村井俊章・正覚寺住職(47)は「お寺に親しみを持っていただき、ご縁を広げていただく場になれば」と参加を呼び掛けている。近畿地区での開催は初めて。吉縁会本部(静岡県)での登録会員数は1万3500人超、結婚した人数は360人超。詳細は吉縁会ホームページ。