兵庫県丹波市氷上町小野の加古川で8月30日、旅鳥のコアオアシシギが飛来し、餌をついばむ様子を近くに住む横谷敏郎さん(67)が撮影した。同鳥が市内で目撃されるのは珍しいという。
半年ほど前から趣味で写真を始めた。同じ集落に住む丹波野鳥の会の梅津節雄会長にいろいろたずねながら野鳥を撮っており、たまたま水辺に飛来した鳥を撮ったのが、コアオアシシギだった。梅津会長も「珍しい」と目を細めたという。
シギ科で、全長20センチほど。淡い青灰色をしており、黒の斑紋がある。
1羽だけで、水や砂利にくちばしを突っ込み餌を食べていたという。「小野は結構野鳥が来る。写真を始めてからこれまで見たことがなかった鳥を見られるようになった」とほほ笑んだ。