一般の人が考えた丹波栗を使ったスイーツの新商品企画を、丹波地域の菓子店が商品化する「丹波栗新商品オーディション2018」(丹波栗フェア実行委員会主催)がこのほど、篠山市民センターで行われた。県内外から37企画の応募があり、1次審査(書類審査)を通過した8企画を、菓子店4店が審査。6企画が商品化されることになった。栗のシーズンに間に合うよう今月中旬の商品化をめざし、調整が行われるという。
最終審査に残ったのは、県内外の高校生、製菓専門学校生らが考案した▽ほっこり饅頭▽丹波栗とラスベリーのシャルロット▽栗のブリュレッタ▽丹波ラン栗ドシャ▽ふわふわ丹波ブッセ▽タンバグリタン▽マロンプリン▽ナッツと栗のタルト―の8品。
パティスリーエムズパッション(篠山市)の松木満さん、お菓子の夢工房ときわどう(丹波市)の辻和久さん、御菓子司・ 藤屋(同)の後藤紀行さん、カタシマ丹波店(同)の片島幸道さんが審査。試食しながら企画者に調理工程などを尋ねていた。
審査の結果、パティスリーエムズパッションが「丹波ラン栗ドシャ」と「ナッツと栗のタルト」、ときわどうが「丹波栗とラズベリーのシャルロット」と「タンバグリタン」、藤屋が「ほっこり饅頭」、カタシマが「ふわふわ丹波ブッセ」にそれぞれ手を挙げ、商品化されることが決まった。