両親のふるさとに「おかえり」 徳島生まれのコウノトリが飛来

2019.03.16
ニュース丹波市地域自然

両親のふるさとに「里帰り」したコウノトリ=2019年3月15日午前10時23分、兵庫県丹波市市島町与戸で

ふるさと兵庫におかえり―。兵庫県丹波市市島町与戸に3月15日、「幸せを運ぶ鳥」として親しまれるコウノトリが飛来した。徳島県で生まれた個体で、両親はともに兵庫県からリリース。子が親のふるさとに“里帰り”した。

県立コウノトリの郷公園のホームページで足環の色を紹介してみると、識別個体番号は「J0141」。両親が徳島県鳴門市坂東電柱に営巣して2017年3月21日に生まれたオスで、同年6月8日に巣立っている。

田んぼや水辺でエサをついばむ姿が見られ、地域住民が離れた場所からほほえましく見守っていた。

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