授業の成果が”実に” 高校生育てたブドウが旬 生徒が自ら販売中

2019.09.06
ニュース丹波篠山市地域

ブドウの収穫に励む生徒たち=2019年9月5日15時55分、兵庫県丹波篠山市郡家で

兵庫県丹波篠山市の県立篠山産業高校の「農と食科」の2年生(39人)が授業で栽培してきたブドウとメロンが収穫期を迎え、5日から同校で販売を始めた。

販売するブドウは、▽香り高く大粒で、あっさりとした甘みが特徴のピオーネ=2キロ箱入り2200円▽ピオーネの粒パック=500グラム入り500円―。ひとり2箱まで。また、ネットメロン(青肉系)は1玉1400円から。

今年は8月下旬の天候不順による日照不足で、毎年人気だったマスカット・ベリーAは発育不良となり販売を取りやめた。ピオーネは例年と比べ、色づきがやや悪く小粒となったものの、「甘みは十分」と太鼓判を押している。

今後の販売日程は、きょう6日と10―13日。生徒自らが販売するため、時間はいずれも放課後の午後3時40分から5時まで。各日、販売数に限りがあるため、売り切れ次第終了する。

生徒らは、「今年は栽培が難しい年だったけれど、丹精込めて育てたブドウとメロンを多くの人に食べてもらいたい」と笑顔で話している。

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