「黒大豆」などの特産で知られ、日本遺産やユネスコ創造都市のまちでもある兵庫県丹波篠山市の商工会青年部(構井友洋部長)が11月3日に同市福住地区で開く婚活イベントへの参加を呼び掛けている。江戸時代の宿場町の姿を色濃く残したまちなみが特徴で、国の伝統的建造物群保存地区にも選定されている同地区を舞台に、丹波篠山の味覚なども味わいながら、カップリングを目指す。
「福が住む町、福住 町コン」と銘打って開催。自己紹介をした後、古民家ホテル「NIPPONIA」で会話を楽しみながらランチ。伝統的なまちなみを「まちぶら」し、住吉神社でお茶を楽しみ、同神社境内にあり、世界的な作庭家・重森三玲氏が手掛けた「住之江の庭」でマッチングタイムを迎える。
ランチやティータイムには、丹波篠山が誇る味覚の黒枝豆や栗なども味わってもらうほか、まちぶら時には、青年部員が参加者に楽しんでもらえるブースを出す。
また、カップルが成立した男女には丹波篠山を楽しめる体験などのプレゼントも用意する。
午前10時半に旧福住小学校で受付開始。閉会は午後4時ごろを予定しており、ゆっくり、のんびりとまちを楽しみながら、互いの人柄を知ってもらう。
実行委員長の小山雅弘さんは、「今年5月には篠山市から丹波篠山市への市名変更もあり、たくさんの人にまちのいろいろな魅力を知ってもらいながら、婚活を楽しんでもらえたら」と笑顔。「福住というすばらしい地域で暮らしてみたいと思ってもらえたら最高です」と期待している。
男女各25人。参加資格は20歳から45歳までで、男性は同市在住か在勤、女性は市内外を問わない。参加費は飲食代を含み、男性5000円、女性3000円。募集締め切りは10月16日。定員に達し次第、打ち切る。
会場には駐車場あり。また、JR篠山口駅からの送迎もある。申し込みは、同商工会へ。