兵庫県丹波市青垣町の「青垣いきものふれあいの里」で、野生動物のはく製を集めた「里山の動物展」が開かれている。
県森林動物研究センター(同町沢野)のツキノワグマやイノシシなどの動物はく製と、同施設が所蔵するキジやヤマドリなど16点が展示されている。
クマ、イノシシ、シカ、サルについては、生体や分布、被害などに関して同センターが作製したパネルも展示。クマは個体が増え、2017年度の県版レッドデータで、絶滅の危機が増大している「B」ランクから、優れた自然環境の指標となる種の「要注目」に変わったことなどを掲載している。
このほか、アナグマ、タヌキ、アライグマ、ハクビシンの見分け方、外来生物問題も紹介している。1月13日まで。