ラケットはタンバリンか太鼓 ご当地温泉卓球「ちーたん卓球」 新年の大会に笑い声

2020.01.10
ニュース丹波市地域地域

オリジナルのちーたんラケットで球を打ち合う参加者ら=2020年1月3日午後3時19分、兵庫県丹波市山南町和田で

兵庫県丹波市山南町にある「薬草薬樹公園 丹波の湯」でこのほど、「丹波ちーたん卓球大会」が行われた。同市内の地層から発見された恐竜化石「丹波竜」のマスコットキャラクター「ちーたん」をかたどったラケットを使うユニークなゲームで、17組がエントリー。新年の入浴施設に軽快な打音と笑い声が響いた。

「ちーたんラケット」は、ちーたんの手の部分にタンバリンか、でんでん太鼓がついており、その部分で球を打つ。タンバリンは「丹波」市にちなんで持たせたという。

2人1組でプレーし、サーブは「ちー」と言いながらトスを上げ、「たん」で打つ。ネットの代わりに、草原をイメージした板を仕切りにしている。相手コートに置かれた風呂桶に球が入ってしまうと、相手チームの得点になるなどの特別ルールもある。

参加した男性(40)は、「でんでん太鼓で打つのはめちゃくちゃ難しい」と楽しそうに話していた。

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