兵庫県丹波市山南町にある「薬草薬樹公園 丹波の湯」でこのほど、「丹波ちーたん卓球大会」が行われた。同市内の地層から発見された恐竜化石「丹波竜」のマスコットキャラクター「ちーたん」をかたどったラケットを使うユニークなゲームで、17組がエントリー。新年の入浴施設に軽快な打音と笑い声が響いた。
「ちーたんラケット」は、ちーたんの手の部分にタンバリンか、でんでん太鼓がついており、その部分で球を打つ。タンバリンは「丹波」市にちなんで持たせたという。
2人1組でプレーし、サーブは「ちー」と言いながらトスを上げ、「たん」で打つ。ネットの代わりに、草原をイメージした板を仕切りにしている。相手コートに置かれた風呂桶に球が入ってしまうと、相手チームの得点になるなどの特別ルールもある。
参加した男性(40)は、「でんでん太鼓で打つのはめちゃくちゃ難しい」と楽しそうに話していた。