16日から小学校「アフター」再開へ 利用者を限定 丹波市

2020.03.11
ニュース
 兵庫県丹波市教育委員会は11日、新型コロナウイルスの影響で休止中の小学校のアフタースクール(学童保育)について、臨時休校を延長した場合、利用者を限定するなどの条件付きで16日から再開することを決めた。休校を延長するかについては12日に決定する。
 利用できるのは、アフタースクールに入所登録している小学1―3年生。ただ、4年生以上の兄や姉がいたり、家庭に祖父母など保護者がいる児童をのぞく。また、4年生以上であっても、生活に特別な支援が必要な児童は受け入れる。
 開館は午前8時―午後5時。密集を避けるため、広い部屋を確保できる各学校の校舎での実施を原則とする。午前中は教諭と放課後児童指導員が、午後は同指導員が対応する。
 25日から始まる春休みについても、対象者を限定して実施する。
 早急に対象家庭に利用するか確認をとる。市教委によると、市内には22のアフタースクールがあり、1121人が登録している。

関連記事