8月15日にインターネットを使ってさまざまな映像を配信するイベント「15時間オンラインデカンショ」を実施する兵庫県丹波篠山市のデカンショ祭振興会(会長=酒井隆明市長)は、イベントで配信するデカンショ踊りを踊る人の動画や、デカンショ節を歌う企画への参加者を募集している。締め切りは、踊りの動画は8月7日まで。歌う企画は今月17日まで。
踊りは「デカンショ踊り数珠つなぎ」と銘打ち、市民から寄せられた動画をつなぎ合わせた映像に編集して配信する。
音源を市の観光公式サイトで配信しており、音楽に合わせてビデオカメラやスマートフォンで動画を撮影。同サイト内にある投稿フォームから動画を送信する。また動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でも募集している。「#デカンショ踊り数珠つなぎ」で検索を。
デカンショ節を歌う企画「デカンショのど自慢」は、2018年に市内で行われたNHKのど自慢のチャンピオンで、デカンショ節保存会員の小林真弓さんと共に歌う。15組を公募し、今月26日の事前講習会を経て、8月1日に収録、イベント当日に配信する。講習、収録の両日とも参加可能な人で、1グループ5人まで。中学生以下は保護者の同伴が必要。
新型コロナウイルスの影響で今年度の「丹波篠山デカンショ祭」は取りやめ、オンラインを使ったイベントを実施する。