第9代目となる兵庫県丹波篠山市の「丹波篠山観光大使」3人の任命式がこのほど、同市の四季の森生涯学習センターで行われた。4月の就任以来、新型コロナウイルスの影響で、イベントでの活動はできていないが、任命書を受け取った3人は笑顔で明るく抱負を語った。任期は2年。
新大使に就任したのは、ともに大学生の角穴奈津子さん(18)、西尾玲奈さん(19)と美容師の瀬川佳邑さん(22)。
第6代大使を務めた姉に憧れて応募したという角穴さん。丹波篠山は自然豊かで居心地がいいと言い、「できることは全て挑戦して、丹波篠山市に貢献したい」。
西尾さんは「山や自然がたくさんあり、帰ってきたらほっとする所。若い子にも注目されるような、最近できたお店などもPRしていきたい」と抱負を述べた。
母の実家が丹波篠山市で、よく遊びに行っていたという瀬川さんは、「おいしいものがいっぱいあり、時間がゆっくり流れている所。若い世代にも魅力を伝えていきたい」と話していた。
任命した丹波篠山観光協会の堀成志会長は、「今年は、今までと全く違う活動をしなければならなくなったが、元気いっぱいの笑顔で篠山の魅力を発信してほしい」と激励した。
市の半額グルメキャンペーンのPR作品をリモートで撮影したのが初仕事で、15日に開かれる「15時間オンラインデカンショ」では、午後6時から放送予定の「景観抜群!大手通でデカンショ踊り」に出演する。