兵庫県丹波篠山市の大山小学校の4年生(12人)がこのほど、校区の天内(あもち)谷で、特産のサトイモ「天内芋」を収穫した。天内芋を生産する一般社団法人「天内」のメンバーと共に今季の初掘りを行った。
児童たちは同法人の伊勢隆雄代表理事らの指導で、直径10センチほどの株元を鎌で力強く切り、スコップで芋を掘り上げた。子芋、孫芋がたくさん付いた芋の固まりが顔を出すと歓声を上げていた。
男子児童は「スコップで芋を掘り上げたとき、強い力が必要だった。めっちゃでかい芋があった」と話していた。
天内芋は一般的なサトイモと比べて粘り気があり、もちっとした食感が特徴。12月頃まで収穫が続く。