交通安全「鬼滅」で啓発 デイ利用者が小学校に ちぎり絵で竈門きょうだい表現

2020.10.08
地域

ちぎり絵で作った交通安全ポスターを児童たちに渡す篠山ケアセンター利用者=2020年10月1日午前10時12分、兵庫県丹波篠山市小枕で

兵庫県丹波篠山市宇土にある通所介護事業所「篠山ケアセンター」の利用者が、ちぎり絵で作った交通安全ポスターと手縫いの雑巾を地元の城南小学校に寄贈した。ポスターは人気アニメキャラクターをデザインしたもので、児童たちは「そっくり」と感心していた。

ポスターは縦1・1メートル、横80センチ。アニメ「鬼滅の刃」のキャラクター、竈門炭治郎と竈門禰豆子をちぎり絵で表現し、中央に「交通安全」の文字を入れた。

利用者を代表して同校を訪れた女性が「交通安全に気を付けてね」とポスターを児童会役員に手渡すと、児童会長の男児(6年)は「一枚一枚小さくちぎられていて、すごい」と話していた。

同センターは、リハビリや認知症予防に加え、社会貢献を兼ねた活動としてちぎり絵と雑巾作りに取り組んでおり、同校への寄贈は8年前から続いている。今年のポスターは10人が数カ月かけて制作した。

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