兵庫県丹波篠山市立味間小学校の2、3年生の児童16人が23日、校区内の畑でサツマイモ掘りを体験した。
同校児童の学童保育を担う地元有志のボランティア団体「住吉台学びの会」(梶武夫代表)が、農家の苦労や収穫の喜びを児童たちに肌で感じてもらおうと企画した。
軍手をはめた児童たちはツルをかき分け、スコップを使いながら「せーの」のかけ声で力を合わせて収穫に挑んでいた。
泥まみれになりながらも、見事に掘り出すと「丸いサツマイモゲット~!」と掲げ、元気な歓声を上げていた。
2年生の女の子は「掘るのが楽しかった」と話し、男の子は「豚の鼻みたいな形のイモが採れた」と満足そうだった。