兵庫県丹波篠山市は10日夜、東京オリンピック・パラリンピックの「共生ホストタウン事業」で、大会後に交流を行うプエルトリコとの間で、事業実施に向けた合意書のオンライン調印式を行った。
事後交流では、パラリンピック柔道選手やコーチなどが同市を訪問。スポーツや文化、芸術、食、学校訪問などを通じて、市民との交流イベントを開催する予定。
サインした酒井隆明市長は、「選手や関係者のお越しを楽しみにしている。市民を上げて歓迎したい」と笑顔。プエルトリコのパラ委員会会長のヘルマン・ペレスさんは、「コロナ禍中だが、ワクチンに期待を寄せている。日本はどんな困難があっても、力と勇気で乗り越えられることを見せてくれた国。選手たちが安心して大会に参加できると確信している」と話していた。