きょうは「七草の節句」 園児の給食に七草ご飯 「見て、食べて、季節感じて」

2021.01.07
地域

「七草ご飯」をおいしそうに食べる園児ら=2021年1月7日午前11時36分、兵庫県丹波市山南町で

きょう1月7日が五節句の一つ「人日(じんじつ)」であることにちなみ、兵庫県丹波市内の認定こども園の給食に「七草ご飯」が登場。園児らは、春の七草を細かく刻んで混ぜたごはんをおいしそうにほおばっていた。

 

認定こども園わだでは、市場で仕入れた七草を使い、見本として全種類を並べて子どもたちにも紹介。「お正月にごちそうを食べたおなかを休ませるために食べます」などと伝えた。

春の七草が入った「七草ご飯」

人日の節句は七草粥を食べることから、「七草の節句」とも呼ばれる。七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。実物を見た子どもたちはスズシロを指さして「これ、だいこんや」と言ったり、「おばあちゃんのおつけものみたい」と言う子もいた。

同園栄養士の武田萌子さんは「七草を見て、食べて、季節を感じてもらえたら」と話していた。

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