兵庫県丹波市春日町の民家の軒先で4日、洞窟などにできることで知られる「氷筍」と呼ばれる逆さつららができた。家人の女性(64)は「コンクリートブロックから何が生えたのかと、びっくりした」と驚く。
長さ8センチ、直径1センチの鉛筆型。朝の冷え込みを見越し、前日の夜から蛇口を少しだけ開けており、てくてくと滴る雫が凍ったとみられる。
アメダスによると、この日の同市の最低気温は氷点下3・5度だった。
女性は「母屋と車庫の間の風が抜ける場所で、特別寒いんだろう。以前、温水器の内側が凍ったこともある」と話していた。