元気にぴょーん 「森のようちえん」スタート 子どもたちの歓声響く 未就園の3歳児向けに新事業

2021.05.25
地域

森の中で絵本を読んでもらいながら、カエルのように跳びあがる子どもたち=2021年5月25日10時43分、兵庫県丹波篠山市川原で

兵庫県丹波篠山市は25日、未就園の3歳児を対象にした新事業「たんばささやま 森のようちえん」をスタートした。

在宅育児の子どもたちが、入園までにさまざまな体験を通して同年代同士で刺激しあい、社会性を身につけたり、好奇心をはぐくむ機会を目指して開催。5月から来年3月までに計10回開く。

感染対策を取りながら、自然豊かな県立ささやまの森公園を会場に、NPO法人「生涯学習サポート兵庫」のスタッフが講師を担当。子どもたちは絵本を読んでもらったり、虫や植物を観察するなどした。絵本やそばの池に登場したカエルをまねして飛び跳ねる子もおり、静かな森の中に元気な歓声を響かせていた。

興味深く川魚を眺める子どもたち

3歳の娘と参加した母親(39)は、「子も親も交流できる良い機会。とても楽しいです」とほほ笑んでいた。

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