机から”収穫” デイ利用者らイチゴ味わう 希望に応えて「模擬狩り」

2021.06.03
地域

机の上の「模擬イチゴ園」からイチゴを”収穫”して食べる利用者たち=2021年6月3日午後2時49分、兵庫県丹波市上新庄で

兵庫県丹波市のデイサービス「かどの」の利用者10人が3日、市内の運動公園で、葉と果実を机の上に広げ、一風変わった「イチゴ狩り」を楽しんだ。

現地まで摘みに行けない80、90代の利用者のために、模擬「イチゴ畑」を演出。利用者たちは何度も手を伸ばしていちごを”収穫”し、「瑞々しいねえ」「おいしいねえ」と味わっていた。

 

 

葉も使って雰囲気抜群

「イチゴ狩りをしたい」という利用者の希望に、同施設の八尾正幸施設長(66)が応え、生産者から買い付けた。「畑の雰囲気を出すのに葉を使いたいと言うと、快く提供してもらえた。楽しんでもらえ、何よりでした」と笑っていた。

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