その名も「ピンキー」 ピンク色のバッタ、児童が発見 小学校で飼育中「良いことある?」

2021.07.17
地域

4年生の児童たちによって「ピンキー」と命名されたピンク色のバッタ=2021年7月16日午前11時22分、兵庫県丹波篠山市本郷で

兵庫県丹波篠山市の西紀北小学校で、児童が発見したピンク色のバッタ1匹が育てられている。児童たちは「びっくり」「珍しい」と驚いており、「ピンキー」と名付けて興味津々に観察している。

4年生の女の子が8日朝、日課のランニングをしていたとき、歩道の真ん中でピンク色のバッタを発見。大の虫嫌いの女の子に変わって、一緒に走っていた虫好きの5歳の弟が捕まえた。

体長は5センチほど。バッタがピンク色になるのは、遺伝子の突然変異で生じる色素異常が原因とみられる。県立人と自然の博物館の鈴木武研究員によると、幼いショウリョウバッタ。

児童の手のひらの上に乗るピンク色のバッタ

15日から同校の「生き物コーナー」で飼育しており、休み時間になると続々と児童が訪れているという。発見した女の子は「何か良いことがあったらいいな」と話していた。

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