新型コロナウイルスの影響で、昨年に続き地域の夏祭りなどが自粛傾向にある今年、子どもたちに少しでも夏休みの思い出をつくってもらおうと、兵庫県丹波市商工会青年部市島支部がこのほど、市島地域の5小学校と認定こども園2園に手持ち花火を届けた。昨年に続く企画で、全児童・園児分の計685人分をプレゼントした。
同支部のイベント委員会(山名洋一朗委員長)が中心となって企画。大勢で集まることができない中、せめて家族らで楽しい思い出をつくってほしいと考えた。このほど、同支部の山名委員長(31)らが鴨庄小学校を訪問し、児童代表に手渡した。
山名委員長は「コロナで地域の祭りもなくなってしまったが、自宅で家族と楽しんでほしい。大変な時だけれど、子どもたちには明るく過ごしてほしい」と話していた。