兵庫県丹波市にある氷上西高校の1、2年生が企画したお化け屋敷とゲーム会が、旧遠阪小学校で開かれた。地域の子どもたちに夏の思い出をと開催し、来場者は校舎を活用した遊びで楽しいひとときを過ごしていた。
1―3階まで校舎を広く使ったお化け屋敷は、廊下や教室の窓に段ボールを張って薄暗くした。廊下にマネキンの首を置いたり、音楽室の前を通るとピアノを鳴らしたりと、あの手この手で恐怖を演出した。
教室内にあるぬいぐるみを取ってくるという“ミッション”が与えられた理科室では、子どもたちが入室すると、男子生徒2人が白い仮面をかぶった怪しい姿で登場。驚きながらも冷静に行動する子や、親の足に引っ付いて恐る恐るぬいぐるみを取る子もいた。
2人は、「思っていたより驚いてくれなかった」と苦笑い。参加した小学1年生の女の子は、「仮面をかぶった人が怖かった」と話していた。