兵庫県丹波市市島町にある「三ツ塚観光ブドウ園」で、60アールのほ場に計2万1000房がたわわに実っている。今年は新型コロナウイルス対策にと、園内にカメラを設置し、来園者の状況をライブ映像で確認しながら開園している。
「コロナ禍でもできることを」と、ほ場内と販売施設を映すライブカメラを設置。来園前に混み具合をホームページで確認できるほか、来園しても「密にならないように案内するが、周囲との距離を保つ意味で、来園者自身でも確認してもらえれば」と、園主の樋口彰さん(62)。
園内で収穫して味わう。現在、紫玉が最盛期を迎えており、まもなくベリーAと藤稔の収穫が楽しめる。今年はいずれの品種も色付きが良く、出来が良いという。9月ごろから黄玉、竜宝、瀬戸ジャイアンツの店頭販売も始める。