夏休みの宿題などの荷物を両手いっぱいに抱えながら、元気良く登校する児童たち＝２０２１年８月27日午前７時44分、兵庫県丹波篠山市東浜谷で

兵庫県丹波篠山市内の小、中、特別支援学校で27日、２学期がスタートした。各校がそれぞれ、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮した形で始業式を実施。コロナ禍の中だが、子どもたちは夏休みの宿題などの荷物を両手いっぱいに抱えながら、元気良く登校し、先生や友だちとの久しぶりの再会を喜んでいた。

岡野小学校では、始業式を校内放送で実施。細見康彦校長は「小中学生の感染者が増えている」と伝え、感染対策により一層気を配るよう呼び掛けたほか、「暑さにも、感染症にも気をつけながら、一日一日を大切に過ごしましょう」と話した。

6年生の女子児童は「夏休みは遠いところには出かけず、本を読んだりして、家にいる日が多かった。２学期はコロナに負けず、元気に過ごしたい」と話していた。