群れに白いハト 仲間と田んぼで食事 色素少ない個体か

2021.09.03
地域自然

カワラバトの群れの中で異彩を放つ、体の大部分が白いハト=2021年8月30日午後1時32分、兵庫県丹波市春日町七日市で

稲刈りが終わったばかりの兵庫県丹波市春日町七日市の田んぼで8月30日、餌をついばむハトの群れの中に、体の大部分が白く、顔や羽の一部が濃い紫色を帯びたねずみ色「鳩羽色」をしたハトが1羽いた。

約20羽の仲間と共にひっきりなしに稲わらの中に頭を突っ込んで、ごちそうにありついていた。

身近にいるカワラバト(ドバト)とみられ、手品などで使われる全身が白のギンバトは別の種類。

日本野鳥の会によると、「羽などに少し黒い部分があり、遺伝子的に黒い色素が作れないアルビノではなく、色素が少ない白化個体(白変種)だろう。時々、鳥の群れの中にいる」と話している。

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