稲刈りが終わったばかりの兵庫県丹波市春日町七日市の田んぼで8月30日、餌をついばむハトの群れの中に、体の大部分が白く、顔や羽の一部が濃い紫色を帯びたねずみ色「鳩羽色」をしたハトが1羽いた。
約20羽の仲間と共にひっきりなしに稲わらの中に頭を突っ込んで、ごちそうにありついていた。
身近にいるカワラバト(ドバト)とみられ、手品などで使われる全身が白のギンバトは別の種類。
日本野鳥の会によると、「羽などに少し黒い部分があり、遺伝子的に黒い色素が作れないアルビノではなく、色素が少ない白化個体(白変種)だろう。時々、鳥の群れの中にいる」と話している。