オレンジで知って 9月は世界アルツハイマー月間 市がキャンペーン「認知症になっても笑顔のまちに」

2021.09.09
地域

認知症啓発のシンボルカラー、オレンジの装飾やポスターが飾られた市役所ロビー=2021年9月9日午後2時3分、兵庫県丹波篠山市北新町で

「認知症になっても大丈夫」―。

兵庫県丹波篠山市は、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同して制定している9月21日の「世界アルツハイマーデー」と、9月の「世界アルツハイマー月間」にちなみ、認知症普及啓発のシンボルカラー、オレンジ色で施設を装飾するキャンペーンを展開している。

市役所ロビーには、オレンジの風船、ペーパーフラワー、「認知症サポーターキャラバン」のマスコット「ロバ隊長」の切り紙などが窓口に飾られ、明るい雰囲気に。「コロナ禍もあり、ビタミンカラーのオレンジで元気づけたいとの思いもあった」と、同市長寿福祉課の西山美恵さん。「認知症になっても、本人も周りの人も笑顔で暮らすまちが目標。まずは認知症に関心をもってもらいたい」と話している。

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