兵庫県丹波市氷上町の認定こども園「さちよ」の4歳児クラス(19人)が30日、丹波の森公苑(同市柏原町)でどんぐりを拾ったり転がしたりして遊び、秋を満喫した。
園児たちは苑内のどんぐり林に到着すると、林床のあちらこちらに落ちているコナラやクヌギ、マテバシイなどのどんぐりを次々に拾い集めた。大きくてつやつやしたどんぐりを発見すると「見っけ!」と声を上げ、得意げに見せ合っていた。
どんぐり拾いの後は、スタッフが雨どいをつないでこしらえた滑り台でどんぐりを転がして遊んだ。園児たちはどんぐりをセットすると、「それー」の言葉を合図に転がした。カラカラと小気味良い音を立てて転がるどんぐりを追いかけようと、駆け出す園児もいた。
夢中で楽しんでいた女子園児は、「すごく転がったよ。どんぐりは形が丸くてかわいい」と笑顔だった。