介護関連会社社長の遠藤良太氏(36)=大阪府堺市=がこのほど、兵庫県庁で会見し、今秋の衆議院議員選挙兵庫5区に、日本維新の会から出馬すると表明した。
遠藤氏は、「自民党の政権運営について不信感を持っている」とし、大阪府で維新が実現した教育の無償化を「兵庫でも取り組みたい」などと語った。また、「世代交代が必要。若い人が国を変えなければいけない」と述べた。
追手門学院大学経営学部を卒業後、会社員を経て現在社長を務めるロングライフグローバルコンサルタント(大阪市)の親会社、ロングライフホールディングに2013年に入社。大連市、上海市で介護関連の合弁会社を立ち上げるなどした。19年から現職。
選挙への立候補は初めて。候補者を探していた維新の会と縁があった遠藤氏の親族から推薦があり、党本部の調整で5区から立候補する。事務所は兵庫県三田市と豊岡市を予定している。