兵庫県丹波篠山市内全18郵便局のポストに、「丹波篠山の秋」をPRする装飾が施されている。18局が地域経済活性化などを目的に市と結んだ「地方創生に関する包括連携協定」に基づく活動の一環。西紀郵便局の新藤昌幸局長は「書き入れ時を迎えている地域の盛り上げに少しでも貢献できれば」と話している。29日まで。
黒枝豆やクリなど同市が誇る秋の特産のイラストや、市のマスコットキャラクター「まるいの」「まめりん」、「丹波篠山の黒大豆栽培」が日本農業遺産に認定されたことを受けて市が作成したロゴなどの加工紙が装飾されている。
福住郵便局主任の信夫亜弓さんと娘のひかるさん(高校3年)の2人が制作したイラストを使用。特産をキャラクター風にして目をつけるなど、かわいらしく、色鮮やかなデザインが目を引く。各郵便局が思い思いの配置で、磁石や両面テープなどで貼り付けている。
亜弓さんは「見た方からは『きれいやん』『素敵』と声を掛けていただいた。中には記念写真を撮られる観光客の方もいました」とほほ笑む。