兵庫県丹波市内のブルーベリー農家らでつくる「丹波ブルーベリー研究会」と、丹波産ブルーベリーの普及に取り組むわかさ生活(本社・京都市)が、同研究会のブルーベリージャムを使ったレシピを考案した。料理、デザート、ドリンクなど7品で、”ちょっと意外”な使い方を提案。わかさ生活が運営するブルーベリー情報サイト「ブルーベリーのある生活」(https://blueberrylife.wakasa.jp)に紹介している。
同研究会手作りの「丹波ブルーベリージャム」の楽しみ方を広めたいと、レシピの開発に取り組んだ。同研究会員で、カフェ「tete」を経営する岡田美穂さん(38)がレシピ作りを担当した。
ヒラメにジャムを塗って丸め、ホワイトソースと合わせた「白身魚のブルーベリージャムロール」のほか、ジャム、ヨーグルト、牛乳、レモン汁と合わせたさっぱり味のドリンク「ラッシー」、あんとジャムを合わせた「ぜんざい」など、新感覚のメニューが並んでいる。
「研究会のジャムは、ブルーベリー、砂糖、レモン汁が材料で、余分なものが入っていないので、料理に使いやすい」と岡田さん。「家で作れる簡単なレシピで、パーティーにも使えるようなものを考えた」と話す。
同情報サイトでは、丹波市内でブルーベリー栽培が盛んになった経緯や、摘み取りができる農園の紹介、栽培方法など、幅広く情報を発信している。ジャムの購入もできる。