関東方面を中心に29日未明、流れ星の中でもひときわ明るい「火球」とみられる光の目撃情報が相次いだ。関東では衝撃波も観測されており、「大火球」としてネット上で話題になっている。兵庫県丹波篠山市内でも、天文愛好家が同じ火球とみられる光の撮影に成功した。
アマチュア天文愛好クラブ「篠山天文同好会」の片木一太さんが、同日午前2時48分ごろ、自宅2階で東向きに設置しているネットワークカメラで撮影した。鮮明に光を放ちながら流れ落ちる様子が録画されていた。
片木さんは「お月さんぐらいの大きさで流れていて、迫力がある。こんなに遠いところでも見られるとは」と驚いていた。